【40代・50代の就職活動】プロに聞いた、明暗を分ける「活動量」のリアル
先日、求職者の方への求人紹介と情報交換を兼ねて、ある職業訓練校を訪問してきました。そこで代表の方とお話しした際、ミドル・シニア層(40代・50代)の就職活動における「非常にリアルで、今すぐ意識を変えるべき面白い話」を伺いました。
今回は、そのお話をベースに、40代・50代の転職・再就職を成功させるための「突破口」について考えてみたいと思います。
1. 2社落ちてストップ…「考えている時間」と「行動量」のギャップ
40代・50代の就職活動において、代表の方が強く懸念されていたのが「圧倒的な活動量の少なさ」です。
若い頃に比べて、ミドル層以上の求人数自体が減少するのは冷徹な現実です。そのため、せっかく勇気を出して1社、2社と応募しても、書類選考や面接で落とされてしまうと、大きなショックを受けてしまいます。
「自分はもう社会から必要とされていないのではないか……」
そうして自信を喪失した結果、多くの人が陥ってしまうのが「四六時中、就職のことは不安げに考えているのに、具体的な行動(応募や面接予約)が完全に止まってしまう」という状態です。
頭の中は就職活動のことで一杯なので、本人としては「ずっと頑張っている(悩んでいる)」感覚があります。しかし、客観的な「応募数」という行動データを見ると、何週間もゼロのまま。これでは、現状が変わるはずもありません。
2. 現代の就活トレンド「Web化」の壁
さらに、活動量を鈍らせるもう一つの原因が「就職活動のデジタル化(Web化)」です。
現在の就職活動は、Web履歴書・職務経歴書の登録や、Zoom等を使ったWeb面接が主流になっています。 「パソコンの操作がおぼつかない」「Web面接の設定方法がわからない」という苦手意識から、せっかく良い求人を見つけても、応募ボタンを押す手前で足が止まってしまうケースが多発しているそうです。
しかし、ここをクリアするために皆さんは職業訓練校に通い、スキルを磨いているはず。デジタルへの苦手意識で行動を止めてしまうのは、あまりにももったいないことです。
3. 訓練校の代表が断言する「年齢の数だけエントリーせよ」
では、この厳しい現実を突破するために何が必要なのか? 代表の方は、非常に明確な答えを教えてくれました。
「40代・50代の就職活動は、自分の年齢の数だけエントリー(応募)が必要」
45歳なら45社、55歳なら55社。これだけの分母があって初めて、ミドル層の就職活動は軌道に乗るというのです。
実際に、早期に内定を獲得して次のステップへ進む人は、「活動量(応募社数)が圧倒的に多い」という共通点があります。 彼らは1社落ちたとしても、「はい、次!」とすぐに気持ちを切り替えて、次の応募書類を送り出します。不採用の通知を「全否定」と捉えるのではなく、「相性が合わなかっただけ」「確率論の問題」と割り切っているのです。
合格が早い人は、落ちたショックに浸る時間を作らず、常に複数の選考を同時並行で走らせることで、モチベーションを維持しています。
4. ブランクを作らず、次のキャリアへ進むために
40代・50代の転職市場は、確かに「簡単」とは言えません。だからこそ、孤独に悩むと心が折れてしまいます。
しかし、今回お話を伺った職業訓練校のように、世の中には「これまでの経験を活かし、ブランクを作らずに次の職場へ羽ばたいてほしい」と、親身になって対策を講じ、応援してくれるプロがいます。
訓練校に通ってスキルをアップデートしていること自体が、素晴らしい前進です。 せっかく得た「学び」と「武器」を無駄にしないためにも、どうか「悩む時間」を「応募する時間」に変えてみてください。
💡 今すぐできる、行動量を増やす3つのアクション
- 「週に○社応募する」とスケジュールを決めてしまう
- Web面接の準備や接続テストを、訓練校の仲間や先生と練習する
- 「不採用」はただの通過点。自分の年齢の数だけ打席に立つ覚悟を持つ
打席に立ち続ければ、必ずあなたを必要とする企業に出会えます。 「考えて行動が止まっているかも」と気づいたら、まずは今日、新しい求人に1社エントリーしてみることから始めてみませんか?
コメント